7月の県内企業倒産は5件 原材料高で飲食店の倒産相次ぐ、負債は78.2%減の1億9400万円
東京商工リサーチ沖縄支店が8月3日に発表した7月の県内企業倒産(負債1千万円以上)は前年同月比3件減の5件で、負債総額は78.2%減の1億9400万円だった。中東情勢の混乱による原油高や円安でコストが上昇し、経営環境が悪化したことなどから、飲食店の倒産が相次いだ。件数は落ち着くが、物価高が中小の体力を削る構図が続く。
出典:沖縄タイムス+プラス
経済・エネルギー・IT・一般・飲食。本日注目すべき沖縄関連の動向を、信頼できるソースから厳選してお届けします。
東京商工リサーチ沖縄支店が8月3日に発表した7月の県内企業倒産(負債1千万円以上)は前年同月比3件減の5件で、負債総額は78.2%減の1億9400万円だった。中東情勢の混乱による原油高や円安でコストが上昇し、経営環境が悪化したことなどから、飲食店の倒産が相次いだ。件数は落ち着くが、物価高が中小の体力を削る構図が続く。
出典:沖縄タイムス+プラス
東京商工リサーチ沖縄支店は7月31日、2025年度の県内企業売上高ランキング(金融業除く)を発表した。上位100社の合計は前年度比1.2%増の2兆5686億1800万円となり、3年連続で過去最高を記録した。観光関連やインフラ、流通が全体を押し上げた一方、コスト高で伸び率は鈍化しており、稼ぐ力の底上げが引き続き課題となる。
出典:琉球新報
中央最低賃金審議会は7月28日、2026年度の地域別最低賃金の引き上げ目安を示し、沖縄は56円増の時給1079円(全国平均は1176円)となった。これを受け、沖縄地方最低賃金審議会は8月中の答申に向けて協議を続ける。過去最大級の上げ幅は働き手の生活を下支えする一方、中小・零細への影響も大きく、支援策の拡充が焦点となる。
出典:琉球新報
県内のレギュラーガソリンは、都道府県別で全国最高値圏の高値が続いている。中東情勢を背景とする原油高と円安に、離島を抱える沖縄特有の輸送コストが重なり、価格が下がりにくい構造にある。家計と物流の双方に負担が及び、県内事業者のコスト管理は引き続き重い課題となる。次回の石油製品価格調査の公表が注目される。
沖縄電力は毎月の電気料金に燃料費等調整単価を反映しており、県内は火力発電への依存度が高いため、LNGや石炭などの燃料価格の動きが料金に直結する。国の負担軽減策はあるものの、燃料高の局面が続く中で、家庭・事業所ともに使用量の見直しや省エネがコスト対策の要となる。
出典:沖縄電力
沖縄電力は2030年度にCO2排出量を2005年度比で30%削減する目標を掲げ、再エネの主力化と火力電源の排出削減を進めている。2025年10月には家庭でも選べる実質再生可能エネルギー100%のプランを開始した。島しょ県で水力・原子力の開発が難しい中、再エネと燃料転換の両輪で脱炭素の実装を探る局面が続く。
出典:沖縄電力
本日は新着なし、継続動向のみ。
県内のDXイベント「攻めるAI 守るセキュリティフェア」が、あす6日と7日に開かれる。生成AIの業務活用と、その裏側で欠かせないセキュリティ対策を両輪で学べる内容で、人材不足に悩む中小企業のデジタル化を後押しする狙い。今週は実務者向けの学びの場が続き、県内でのAI実装の裾野が広がりつつある。
県の令和8年度スタートアップ海外展開支援事業「Ryukyu Launchpad 2026」の採択企業12社が7月28日に決まった。海外派遣コース4社、新設の海外展開準備コース8社で、藻類バイオやデジタルヘルス、農業技術などが名を連ねる。伴走支援は8月中旬〜12月、2027年初にはデモデーを予定。沖縄を「アジアのゲートウェイ」と位置づける動きが加速する。
出典:沖縄タイムス+プラス
沖縄ITイノベーション戦略センター(ISCO)は「ISCO DX戦略2026」を公開し、県内のデジタル変革を後押ししている。令和8年度の小規模事業者等デジタル化支援事業は二次公募を受け付け中で、身近な業務のデジタル化から着手できるよう伴走する。県は人材養成とあわせ、全産業の「稼ぐ力」向上へ裾野の拡大を図る。
大型で非常に強い台風13号は5日、小笠原近海を西へ進んでいる。強い勢力を保ったまま西寄りに進み、6日に沖縄・大東島地方、7日に沖縄本島・奄美へ接近する見込み。7〜8日は暴風・高波・大雨に警戒が必要で、航空便や船便の欠航も想定される。台風前の蒸し暑さも厳しく、旧盆前の帰省・行楽と重なるだけに、飛来物対策や食料・水の備えを早めに。
出典:琉球新報
第108回全国高校野球選手権大会が5日、阪神甲子園球場で開幕する(22日まで、全国49代表)。連覇を狙う沖縄尚学の初戦は大会第6日・8月10日の第2試合で、神奈川・横浜と対戦する。昨夏の全国王者と優勝候補が1回戦で顔を合わせる好カード。末吉、新垣らを擁する投手陣を軸に、2年連続12回目の出場で夏の頂へ挑む。
出典:沖縄タイムス+プラス
宜野湾市の沖縄コンベンションセンターで開かれていた第3回沖縄空手世界大会が2日、閉幕した。7月30日の開幕以降、49の国・地域から延べ約3千人が参加し、型の競技や演武、無形文化財保持者から学ぶセミナーが繰り広げられた。空手発祥の地から世界へ、稽古を通じた交流の輪が改めて広がった。
出典:沖縄タイムス+プラス
名代富士そばは8月1〜31日、「沖縄涼味フェア」を実施し、沖縄県産まぐろを使ったミニ丼などを提供する。県内向けにも「ちゅるちゅるもずく」が旬を迎える季節で、県産まぐろは有数の漁場から市場までの距離が近く鮮度が強み。県外チェーンでの県産食材の採用は、地元一次産業の販路と発信の面でも追い風となる。
県産食材を使った自慢のメニューで地産地消に取り組む「おきなわ食材の店」の2026年版ガイドブックが完成した。令和7年度は56店舗が加わり、登録は479店舗に拡大。県産の農水産物を活かす飲食店の裾野が広がっており、観光客・県民双方への地元食材の発信と、生産者の販路づくりの両面で役割が増している。
出典:沖縄県
県産食材の消費を後押しする「OKINAWAN FOODS レシートキャンペーン2026」が6月15日〜8月31日に実施されている。県内の対象店舗での買い物レシートが応募券代わりとなり、石垣牛や県産品の詰め合わせなどが当たる。夏の需要期に「食べて応援」の流れをつくり、飲食・小売と一次産業をつなぐ取り組みとして続いている。
出典:沖縄プレス
きょうから甲子園が始まる。沖縄尚学が夏の連覇に挑む夏だ。ふと、1958年のことを思い出す。首里高校が沖縄勢として初めてあの舞台に立った年。一回戦に敗れた選手たちは、グラウンドの土をそっとすくって持ち帰ろうとした。けれど当時、島はまだアメリカ統治の下にあり、本土から見れば沖縄は「外国」。土は植物防疫法にふれるとされ、那覇の港で海へ捨てられてしまう。
その話を知った一人の客室乗務員が、甲子園のそばで小石を拾い集め、そっと学校へ届けた。のちに友愛の小石と呼ばれるようになる、ひとにぎり。負けた球児が土を持ち帰る——今では当たり前のあの光景の陰に、こんな夏があったことを、この島の人はどこかで覚えている。沖縄尚学が見上げる今年の空にも、あの土は静かに続いている。