県内最低賃金、労使の溝6円まで縮小 答申は8月内へ大詰め、現行1023円から引き上げ幅が焦点
2026年度の県内最低賃金をめぐり、労使が示す引き上げ額の隔たりが6円まで縮まった。労働者側は現行の時給1023円から63円の引き上げを求めており、答申は8月内の見通しだ。物価高と人手不足が続くなか、中小企業の原資確保と生産性向上をどう両立させるかが引き続きの焦点となる。全国の目安を踏まえた最終判断が近づいている。
出典:琉球新報デジタル
経済・エネルギー・IT・一般・飲食。本日注目すべき沖縄関連の動向を、信頼できるソースから厳選してお届けします。
2026年度の県内最低賃金をめぐり、労使が示す引き上げ額の隔たりが6円まで縮まった。労働者側は現行の時給1023円から63円の引き上げを求めており、答申は8月内の見通しだ。物価高と人手不足が続くなか、中小企業の原資確保と生産性向上をどう両立させるかが引き続きの焦点となる。全国の目安を踏まえた最終判断が近づいている。
出典:琉球新報デジタル
沖縄観光コンベンションビューロー(OCVB)は、6〜8月の入域観光客数を前年同期比1.7%増の291万700人と見込んでいる。空路の需要は堅調に推移する一方、相次ぐ台風の影響で一部は前年を下回る見通しだ。夏の繁忙期をどう取りこぼしなく取り込むか、天候リスクと受け入れ体制の平準化が県観光の課題として残る。
出典:沖縄タイムス+プラス
高級香料として知られるバニラの県内生産を伸ばそうと、産業推進協が栽培技術の標準化に乗り出した。今後5年で生産量を10倍に引き上げ、年2トンの出荷を目標に掲げる。温暖な気候を生かした高付加価値作物として、菓子・飲料メーカーとの連携も視野に入る。担い手の確保と安定生産の仕組みづくりが、産地化に向けた鍵となる。
出典:沖縄県(経済動向)
沖縄電力が公表した2026年9月分の燃料費等調整額は、1キロワット時あたりマイナス14.77円となった。国の電気料金支援分4.5円を含んだ水準で、燃料市況の落ち着きと支援策が家計の負担をやや和らげる形だ。ただ冷房需要がピークを迎える盛夏、実感としての電気代はなお重い。台風18号の接近時は停電への備えも欠かせず、契約や省エネの見直しへの関心も続く。
出典:沖縄電力
県内のレギュラーガソリンは1リットル178円90銭と、8月上旬時点の全国平均170円台を上回る高止まりが続く。原油価格や為替に加え、離島を抱える沖縄特有の輸送コストが重なる構造は変わらない。台風18号の影響で車移動や買い出しが増える時季だけに家計への負担は重く、給油時は在庫や営業状況の確認も欠かせない。
本日は新着少なめ、継続動向を中心に掲載。
県は「沖縄DX推進支援事業」を通じ、全産業の「稼ぐ力」向上を掲げて県内企業のデジタル化・内製化を資金面から後押ししている。人手不足や生産性が課題となるなか、集客・販路開拓に直結する実装をどう増やすかが鍵だ。支援メニューや募集要領は県の特設ページで随時更新されており、小規模事業者にも活用が広がりつつある。
県内IT企業のレキサスが事務局を担う2026年度「DX人材養成講座」の受講者募集が続いている。「DXをやりたいけれど進まない」企業を対象に、社内の推進役となる人材の育成を狙う。ツール導入だけで終わらせず、現場に定着させる伴走型の学びが特徴だ。慢性的な人手不足のなか、外注に頼らず自走できる体制づくりへの関心が県内企業で高まっている。
出典:沖縄タイムス+プラス
本日は新着なし、継続動向のみ。
4年間の県政の評価を問う沖縄県知事選が、27日(木)に告示された。再選を目指す現職の玉城デニー氏と、自民・維新・国民・公明などが推薦する元那覇副市長の古謝げんた氏を軸に、複数の候補が立候補を見込む。米軍普天間飛行場の名護市辺野古への移設の是非や、物価高対策が主要な争点だ。届け出は台風18号の影響下でも法定どおり行われ、9月13日(日)に投開票される。
27日(木)は台風18号周辺の湿った空気の影響で、県内はおおむね曇りで雨の降る所がある見込みだ。沖縄本島地方では南〜南東の風が強く、先島諸島では南西〜南の風が強く吹く。沿岸はうねりを伴い、本島地方は猛烈なしけ、大東島地方はしけ、先島諸島も次第にしける見通し。海のレジャーは見合わせ、飛来物や高波、交通の乱れへの警戒が引き続き必要だ。
出典:沖縄タイムス+プラス
糸満市の「食工房まほろば」が、1日限定10食の「金目鯛のせいろ蒸し」を提供し話題を集めている。ふっくらと仕上げた金目鯛に、店の名物であるイカスミ汁を合わせる構成で、地元客を中心に評判が広がる。数量を絞った丁寧な一皿は、価格高騰下でも満足感で選ばれる好例だ。小規模店ならではの手仕事が、県内飲食の底堅い魅力を支えている。
国際通りのパーラー「星ヶ丘ぽったま」が、沖縄のソウルフードを多彩に展開して人気を集めている。看板は具だくさんのポークたまごおにぎりで、手軽さと満足感を両立させた一品だ。旧盆明けの人出や秋の観光シーズンをにらみ、テイクアウト需要も堅調。物価高が続くなか、身近な価格で沖縄らしさを味わえる業態として、地元・観光の双方に支持が広がる。
名護市の「古民家レストラン平津」は、元ホテル料理長が腕をふるう本格イタリアンで、客の9割を地元客が占めるという。観光地に偏らず、県民が日常づかいでリピートする店として定着している点が特徴だ。古民家の趣を生かした空間と、地元食材を取り入れた料理が支持の背景にある。観光需要に頼りきらない、地域に根ざした飲食のあり方を示す一例だ。
旧盆のウークイが明けるころ、市場の隅に見慣れた小瓶が並びはじめる。スクガラスだ。夏の新月まわりの大潮の朝、リーフの上に湧くように現れるアイゴの稚魚——スクを、その日のうちに塩でびっしり漬け込む。透きとおった小さな銀が、やがて飴色に締まっていく。仕込みの時期を一日でも外すと身が硬くなるというから、獲るのも漬けるのも、潮まかせの真剣勝負だ。
食べ方はいたって簡素で、島豆腐の上にちょこんと一匹のせるだけ。塩気とほろ苦さが、あつあつの豆腐と泡盛の間をゆっくり行き来する。派手な料理ではないけれど、この小瓶が食卓に出ると、ああ夏の盛りも下り坂か、と思う。潮の満ち引きが暦がわりだったころの、沖縄の夏のしまい方が、いまも小さな一匹に残っている。